最近は忙しくPCを起動するのも週に1,2回程度になっている。PCゲームも随分とご無沙汰だ。そういえば最近なにか発売されたらしいが、チェックしていないのでどうでもいい話題だ。自分の生活になんら影響を及ぼさない、この世界に存在しないのと同じ存在でしかない。
気になることと言えば、いつ頃から「新発売のゲームは金曜日販売」から「新発売のゲームは木曜日販売」に移行したのかということだ。
多くの人がご存知だと思うが、かつて「ハナキン(花の金曜日)」という現象があり、気がついたら「ハナモク(花の木曜日)」に変わっていた。このことと新発売のゲームの発売日がどう関係するかというと、次のような仮説があったからだ。
「人間は太陽系の天体に大きな影響を受けており、すべての事件・現象は天体の動きと一致している」
これを述べた人がどこまで考えていたか理解してないが、取りようによっては「満月だから女を襲いたくなった。だから自分の行動は意識したものではなく月によって引き起こされたもので自分も被害者なのだ」という弁明などを裁判で有効理由するため、とも思えなくない。
話がそれたが、上記の仮説の一つに「人間が作り出す流行は太陽の活動と一致している」というのがあった。文章では「黒点の周期はおよそ11年で、この周期で同じ流行が繰り返されている」と述べていたと記憶している。具体的な例も提示されていて読んだ当時は納得しかけてしまったものだ。
で、最初に述べた「ハナモク」は1988年に流行した現象である。よって1999年に「新発売のゲームは木曜日販売」となった場合、この仮説が正しい、もしくはこの仮説が正しくなくてはならないとする謎の集団が、ゲームの流通ルートに介入して販売曜日の変更を強行したと立証される。またゲームの流通ルートは外部からの介入を許す脆弱なものであり、第三者による悪意ある操作が可能であるため大いに悪用する価値がある、と宣言するための行為とも言える。
仮に2000年からだとしても「1年であの業界を牛耳れた」とか言えたりする。結局悪い方向に考えるとロクでもない結論しか出ない。木曜日販売が画期的だと思い(思ったのかどうかわからないが)実行した人が「黒点の活動に踊らされて古臭いことを繰り返した」と仮説の一部に加えられてしまうのは忍びなく思う。
ところで10数年前に深夜発売ってありましたっけ?(´Д`)<話の根底をひっくり返す奴
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