元々行く気が全然なかったが、ふとしたことから「夏休みはガンダムでも見に行くかな」と口に出したのをキッカケに行く気が急上昇。昨日はあまり天気が良くなく曇り気味で天気が良さそうな翌日にしようか悩んだが、暑さと日射病の危険度を考えたら曇り空の下のほうが得策と判断。
最寄り駅はゆりかもめ線の台場らしいが、うちからだと電車賃が200円安く済むりんかい線で向かった。最寄り駅からは距離があるため炎天下だったらとても歩けない。案内板はたくさん配置されているので迷子になることはなかった。途中でフジテレビのイベント会場があって入り口で案内しているお姉さんが、用がある人はここから中に入ってガンダム見る奴は真っ直ぐ行けと案内してた。イベント同士で案内の助け合いみたいなことをしてるんだな。
会場の近くに着いたが森の茂み具合がなかなかのものでガンダムが全然見えない。案内人に誘導されて海側から向かったらガンダムの背後に出た。
人様にケツを向けるとはどういうことだと思った。
最初は大きく感じるが、徐々に慣れてきてよくわからなくなってくる。コクピットあたりに人間でも置いといてくれるとわかりやすいのに。整備士の人形くらいはワイヤーで上下させて欲しかったが、写真を撮るとき邪魔なのでこのままがベストだろう。
他にも色んな人がレポートしていると思いますが、細部の作りこみは中々のものです。
通常のガンプラ(や他のプラモデル)でも見えない内部装甲を緻密に作ってあって、チラ見されたときの違和感をなくすのに役立っていますが、この1/1スケールのプラモデルでもその姿勢は崩していないことがわかります。
背中の胴体部分(赤)が1時間に1回のショーで行なわれる水噴射(ナノミストと思いきや、結構大きな水滴が飛んでくるの要注意)で水垢汚れがついてます。汚れじゃなかったら塗装が落ちてるのかも。8月31日まで持つのかな。持たなかったとしても赤白でなんかめでたいからいいのか。
胸部の排気口からも水飛沫が出るせいか、ちょいと縞々になってますね。
で、気になるのが目。アニメで見るのと違って下から見上げるもんだから、目の上での出っ張りに光が反射しているのがすごく気になる。目の全体が光る構造ではないため、こうして接写すると寄り目ちゃんになってる。すごいバカっぽい顔。
環境光のせいだろうと思って、太陽をバックにして撮影したら余計カッコ悪い顔になった。天才バカボンに出てくるおまわりさんの目にそっくりです。
全体像が暗くて目だけが光っているのはアニメの世界ではカッコイイが、現実世界ではこうなってしまうという悲しい事実を受け入れることにした。
ぱんつはいてない。
細かいパーツの組み合わせに見えるが、塗装の塗り分けでそう見えているようだ。市販のプラモデルと同様にスミ入れ(面の境界線に黒い線を入れてメリハリをつけること)を行なっているのは紹介で見た。これだけ大きいとスミ入れも楽に思える。
注意書きだらけ。
どこかに手動パージ可能な部分の注意で「ニトロで吹き飛ばします」的な意味合いが書かれていたような。近接戦闘でそこに攻撃を喰らったら、北斗神拳のようにひでぶっちゃうんじゃないのか。それでいいのかガンダム。
この注意書きはかなりの数があるようで煩悩の数と同じ108個だったら、思春期のアムロがパイロットになったことに納得がいきますが、108個は軽く超えているみたい。誰か数えてください。
ちょっと構図を考えて撮ってみた。左側のは1920x1080にトリミングして壁紙に使っている。アムロが脱走した後の1シーンてな感じで。でもあそこ砂漠地帯だからこんなに雲があるのはおかしいね。
ガンダムの左手はグーだけど、右手は少し違ってる。親指でコインを弾きあげる前の手つきに見える。実際にこれが原作どおりに動くとして、マンホールの蓋をコインに見立ててガンダムに弾かせたらどのくらいの勢いになるんだろう、とか思ったり。
そのマンホールの蓋が会場内を飛び交ったとき、蓋の構造からして切れ味は期待できないが、骨が砕け体が異様に歪んだ人達が倒れている姿が思い浮かぶ。そう思うとただの歩兵がモビルスーツに挑むのは危険極まりないと思うのである。
(左)夕方になってライトアップが始まり強化プラスチックのテカリ具合が綺麗に見えてきた(18:40)
(右)高い雲が多かったが、低い雲も多く夕焼けはあまり見えなかった。低い雲の切れ間に出てきた夕焼け雲をバックに撮影(18:56)。
夕方を狙うならこの時間がベストかな。これから日の入りが早くなるからその分の時間のずれは計算してください。
(左)奇跡の一枚的な一枚。こんなに明るく照らされていないはず。誰かの一眼カメラのフラッシュと奇跡的に被ったとしか思えない(19:02)
(中)潮吹きショーが終わってご満悦のガンダムが空を見上げるシーン(19:06)。 ヴュピュ~ルプと御馴染みの稼動音を立てて頭部が動くと必ず「うおー」と歓声があがる。3回見て3回とも歓声があがった。
(右)最後にガンダムと目があった(19:07)。 ガンダムにファンレターを出すとして「この時目が合ったんです」などと書いてもガンダムからは相手にされないだろう。たまに現実世界の人間にこういうことをしている人が居ると聞きます。怖いです怖いです。
■総括 ・最後にようやくガンダムらしい目をした写真を撮ることができたので満足している。 ・立地条件からして午後は逆光になるため色々撮りたいのであれば午前中から出張るのが良いと思われる。昼からは別のところで時間を潰して19時のショーにまた撮ればいいような感じ。 ・食べ物、飲み物にはあまり困りません。トイレは10基ほど用意されているので土日でなければ待つこともないでしょう。 ・16時着いて暗くなるまで粘れるか心配でしたが、子供達を見たり可愛い子を捜索することができたので問題ありませんでした。日焼けした薄着の子供がたくさん居て、苦悶している間に時間が過ぎ去ってくれました。 ・1眼レフのカメラ比率はNikonとCanonが2大勢力で時々PENTAXという感じでした。 ・親子連れのテンション=お父さん↑×子供↓=1 ・屋台で食べ物を買うのはお母さんと子供。お父さんはその間ガンダムをガン見。 ・公園の土に異様な窪み(直径1cm大)が無数にあって、どんな蟲が這い出てきてるんだと思ったら、おねーちゃんのヒールの跡だった。 ・ほとんどの人がカメラを構えている人に気を配って歩き回っていた。例外は3時間で2人だったのでマナーの良い人がかなり多いと思われる。 ・潮吹きショーは1時間(00分ちょうど)に1回で5分程度。30分のときは首が動くだけ。 ・平日は空いてる。土日の混雑具合は未知数。 ・現在夏休みの中高生、大学生と思われる姿はほとんど見えず。やはりターゲット外?
1stガンダム世代は行っておいて損はないと思います。ある意味、夢がカタチになっているわけですから。とは言うものの、もう一度見に行きたいとは思わない。
この夏はとあるマイノリティ集団が東京にやってくるから、その集団が何かしでかしそうで怖い。ガンダム自体に危害とかじゃなくて、行動そのものが一般の家族連れをドン引きさせることが予想されるから。怖い、怖いヨー。
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