腑抜けって改めて見返すと内臓を取り出された猟奇殺人の被害者のことを指していると気づいた。
んー、でもだらしない様子って意味だと内臓ではなく、拘束した生きた人間から肋骨と背骨を麻酔なしの切開手術で取り出して止血縫合を施した状態のほうが正しいのではないか。医学が発達していない時代の言葉であるから仕方ない。
このところ、これと言って嬉しいことがない。
かと言って、激怒するまでの苛立ちもない。
休日は何かしようという気力が出てこなくなったので、感情を動かす機能が低下しているようだ。
花粉シーズンが終わって猛暑の季節が来るまでは、過ごしやすい気候だから体も心もぐったりした状態で楽に過ごせる。
時間が過ぎるのを感じることすらしたくない。
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