ダイハツのCMで堤真一が出ているのは面白い。
ただ、BGMが「犬神家の一族」からの引用であるため、金田一耕介シリーズに出てくる警部を思い出してしまう。「よーし、わかった」というセリフが印象的なあの役。あれが警部は使えない像を確立してしまったと思う。
とはいえ、あの警部は実際に不能(戦時中に戦艦から落下して怪我を負ったときの後遺症)でオチンチンが使えないため、警部は使えないというのはあながち間違ってはいない。小学一年生の探偵なんかはまだ子供でオチンチンが使えないだろうから、これは皮肉の部類なのか。
余談ですが、金田一耕介シリーズに出てくる警部は妻帯者であり戦後に不能になって戻ってきても、妻に見放されるころはなかったそうですよ。ははは。警部が不能のくだりは「八ッ墓村」だったように記憶しています。金田一耕介シリーズは石坂浩二が映画をやっていた頃に図書館である程度は読み漁ったが、覚えているのは不能のくだりと「夜は全身をくまなく舐めまわす愛撫に堪え~」という文章だけです。
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