地下鉄通勤だから、もしもトンネルが崩れて車両が潰されたらどうしようとかずっと考えてました。衝撃でドアの側に立っていた自分はすっころんで、座席に座っていた人は肩から上が潰れている様を連想してました。腰から上まで潰れると糞袋と例えられる人間の体は臭いものが出てくるので、それは勘弁して貰いたい。それで、脱出方法を探りながらどうにもならず、車内の生き残り全員が潰れて死んでゆく光景を想像しながら日々を過ごしていました。
この妄想は気がつくと始まっていて何かしらを終わりを見出さないと終わらない厄介なもので、ひと月余り続いたのですが、この前東京の島で土砂崩れで犠牲者が出たことを知ると止まりました。どうにもならない状況で生き残って結局亡くなった方が大勢居たことでしょう。
次は車が歩道に突っ込んできたらどうやって回避すればいいんだろうと考えることが増えました。街路樹を盾にして身を守ることや、足を地面に着いていないほうが車の下に巻き込まれずに飛ばされて被害が少ないかもとか、色んなことを考えて止まらない日々が始まりました。
ところが今日のニュースで車が突っ込んできた事件を報道しているのを見て、またもや日常に起こりえることを妄想していた自分に嫌気が差しました。ご飯をおかわりしたらどうしよう、と不安になるのと一緒です。
こんな自分は生きていても仕方ないと思えてきました。仕事が煮詰まってきてどうにもならなくなって、死ぬ以外にお詫びする方法がないのではと考え始めています。死ぬなら迷惑がかからない確実な方法がいいです。過去に様々な書籍を読んだとき、首吊り自殺が一番確実だと知りました。ただ、空を飛ぶことに夢を抱いているので飛び降り自殺も捨てがたいです。
両方を満たすとなると首吊りバンジージャンプしかないわけですが、一般のバンジーだと距離が短いからやだな。できれば数百メートルは風を切って落ちたい。となると、次の事件はバンジージャンプをしたら、綱が絡まって首が絞まって死亡てな感じかな。以前にそんな事故が起きたようなことを聞いたことがありますが、しばらくは首吊りと飛び降りの妄想に囚われる日々になるでしょう。
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