このところ見る夢が長い。それも楽しくない内容で長く体感時間に換算すると2時間くらい。1時間会議の2回分くらいの面倒事に見舞われているから誤差は少ないはず。目覚めてから「やっと夢から醒めることが出来た」と安心する毎日。そう毎日。
先日は青虫を見たことがない子供の相手する父親の2人を見守るという司会のおじさんが泣く大阪お好み焼きにご飯のようなやつを見る羽目になった。青虫の定義はアゲハチョウの幼生体。子供がやっと見つけたが足で踏んでしまい怪我をさせたと泣いている。見ると子猫サイズの青虫に擦り傷が出来て赤い血が出てる。
子供をなだめている父親が子猫サイズの青虫に近寄るコツメカワウソサイズの青虫を見つけて大喜び。そのコツメカワウソサイズの青虫の背中にはミョウガが3つ横に並んだような突起が3列あって手で掴むには難しそうだった。突起の間に手を入れるには大人の手では間隔が狭くて困っちゃう。
そんな親子を侮蔑してその場を立ち去ると草原に出た。この草原はまるでゲームのテクスチャのようだ。そんなところに笑顔の男が話しかけてきた。どうもムカつく。このテクスチャ背景からしてこれは夢だな。ふむ、夢だと気づくと意識がハッキリして目覚めてしまうが多かったが、過去の失敗を踏まえてそのあたりは制御できるようになったらしい。そうだムカつくからこの男を殺そう。夢だから問題ない。
このクソがっ! 避けるなっ! 殺せねぇっ!! 殺せねぇよっ!!! 人を殺したいのに殺せないのはすっげぇムカつくなぁぁぁぁっ!!!!!
と夢の中で暴れまわりながら、テクスチャ背景が少し斜めになっているのが気になった。重力と一致していないのはなんでだろうと気になった。
中学生の頃は夢だと気が付くと近くの女の子をレイプしようとしたものだが、いつも重力が10倍になったような重さが体全体にのしかかって地べたに這いつくばった状態で動けなくなり「ちくしょう、ちくしょう、ちくしょぉぉぉっ!!!!」と歯ぎしりしたものです。何度も何度も。
そういえば夢には色がないという都市伝説はどこから来たんだろう。先日の青虫は綺麗な緑色で突起のミョウガは綺麗な色模様だったし、怪我したところの血は(こちらの世界(夢からしたら異世界)ではありえないが)赤かった。草原のテクスチャもちゃんと草色で青い空との境界線が一直線だった(それで夢だろ?と思った)。
あと、夢は現実で経験した情報整理の処理過程であるというのが最近の学説らしい。えーと、言われれば先日に外国人には青信号が緑色で理解に困るという記事を読んだ。なるほどな、学説はビン底眼鏡をかけたきっもち悪い勉強は出来るが世の中に関わって欲しくないヤツの妄言かと思っていたが、そこそこあってるんじゃない?
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