アリン | 「あらあら、そんなに落ち込んでどうしたのかしら? ボギーになったくらいでそんな顔をしてちゃダメよ。あなたは全然悪くないんだから。あなたのサポート能力にはとても感謝しているのよ。」 |
タンプー | 「・・・」 |
アリン | 「3Wと2Iとの飛距離の差が広がることに不満はないのよ。ええ、全然不満なんてないのよ。不満なんて」 |
タンプー | 「(びくっ)」 |
アリン | 「そうね、無理に飛距離を伸ばすこともないのよね。パワーを抑えればパンヤショットが狙いやすくなって助かるから。本当に感謝しているわ。狙い易すぎてタイミングが合わないからパンヤショットを外すことが増えたけどねっ!」 |
タンプー | 「(びくびくっ!)」 |
アリン | 「あらあら、何を怯えているのかしら。わたしがそんなに怖いの? いやねぇ、いくらなんでもボギーを出すたびにあなたに雷撃を浴びせたり、紅蓮の炎でお仕置きをしていたらわたしの魔法力が持たないわよ♪」 |
タンプー | 「(ぶるぶる)」 |
アリン | 「うふふ、震えてるわね。わたしの魔法で温めてあげましょうか?」 |
タンプー | 「(ぶんぶんぶんぶんっ!)」 |
アリン | 「タンプーってホントに無欲よねぇ。いつも遠慮してばっかりじゃない。やっぱり高い賃金で飼われているのが後ろめたいのかしらね。動物のくせに」 |
タンプー | 「・・・!」 |
アリン | 「何よ、その目は。・・・まぁ、いいわ。それより後から来るプレイヤーがスコアを落とすようにグリーンの芝目を乱しておくのよ」 |
タンプー | 「(・・・こくこく)」 |
アリン | 「そうねぇ・・・、ティッキーを連れたプレイヤーが先に進んでいるはずだから、箒で擦ったように偽装しておけばわたし達が疑われることはないわね。タンプー、できるわね?」 |
タンプー | 「(こくこく、がりがり)」 |
アリン | 「そうそう上手よ。その調子でお願いね♪ うふっ、うふふふふふっ♪」 |
タンプー | 「(がりがり、がりがり、がりがり、・・・)」 |